Tokyo ハンドクラフトギターフェス出展!

事後報告です。どうも。IMG_3664

今年も東京ハンドクラフトギターフェスに出展してまいりました。恒例となり惰性感否めないと思いつつ、他出展者や楽器店等々普段会わない方たちへの生存報告の意味もでてきておりますので、今年も行ってきました。
今年は例年よりまして自ブースにおりましたので、いろいろな方とお話しできたのではないかと思います。そのかわり、他出展者の楽器にはほとんど触れておりません。
まぁ、フラットマンドリンに関していえば会場でついにHattamandolinのみとなってしまいましたので、見ようがないわけでございます。

その、Hattamandolin渾身の2本は下記の通り。
画像ではイマイチ伝わりにくいし、照明の具合もありカラーが実物とは多少異なりますが、割と明るめサンバーストのF-5タイプ。
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試行錯誤を重ねて、今回のモデルで確信したHattamandolinのスタンダードです。まさにハンドクラフトのフラットマンドリンと言える私にしか作り上げることのできないものであるのは間違いありません。

そして、今回初挑戦となるスリーポイントモデル。カラーが我ながら絶妙にて絶賛。評判も上々の一本です。

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オーバルホールにふさわしい柔らかい音色はストロークの度に衝撃が浸透します。
これまでの制作の経験を注ぎ込んだ、Hattamandolinとして革新的な1本になることは間違いありません。

さらにウクレレIMG_3669

年々減少し高騰する楽器用材を鑑みて新しい提案をしていかなければならないと思い、ヒノキのウクレレを制作していくことにした1本です。ウクレレプレイヤー森田ちひろさんに使用していただいているご本人モデルです。
当然ですがハワイアンコアのウクレレとは違いますが、また新たなウクレレの可能性を見いだせたらいいなと思っています。古くからある国産材で新しい提案をしていけるとは、制作家としてとても興奮する瞬間です。

今回のフェスでは、多くの方の意見を聞くことができやはり出展の意味というものを再確認する場になりました。しかしやはりこういう場でしかできないことがあるような気がして、もっともっと貪欲に挑戦していきたいという気持ちを持ったのも事実でございます。来年の出展が確定しているわけではないですが、さらなる高みをめざして日々の制作に精進していこうと決意いたしました。

HATTAはまだこれからです。