ネック材の有効活用術

ホンマホのネック材がいよいよ入手困難ということで、かといって希少なものを探して大枚はたいて集める気もありません。以前クラシックギター用のセドロをまとめて買ったのでそれを活用しようと思います。まぁ、今やセドロも希少材なのでやってることは大差ないのかもしれないんですけどね。。。 あるのはクラシック用のネック材なので、ウクレレ用として使ってもヘッドもヒールも足りません。 なので、定石通りスカーフジョイント、ヒールは2段積みで挑みたいと思います。 サンプルにアフリカンマホのネック材を見ながら、ジョイント位置や角度などを考察します。 接着面はなるべく広くとりたいけ … Read More

研ぎの仕上がり三段活用

道具の仕立て刃物の仕立てというのは、制作に於いては基礎でございます。おおよそ学校等でも最初に習うことではなかろうかと思います。まったく手道具を使わずに楽器を作るのは実際無理であることから、当然といえばその通りの話なんですけど。 その研ぎ、ここ4~5年でようやく無難なところまできたかなと思っていますが、今後は制作の毎機会がある時に意識していく程度でやっていけばいいと思っています。 というのも、私の制作方法では刃物で最終仕上げというところがほとんどないため、ある一定以上の面を求めてもあまり意味がないからです。なので研いでいる時以外は刃物の仕上がりについて考え … Read More

きのこ生えそ

梅雨の時期はいつも悩まされる湿気ですが、今日ぐらいになると目に見えて、いや手に触れて木がしっとりしているような気がします。 なんとなく作業するのがためらわれますが、かといってそうもいっておられずなんとかします。 ストーブたいて扇風機回してなんとかなった。 まぁまだなんとかなる状況だともいえますが。もう少し経つとどうしようもない日もでてきたりします。毎日天気予報見て作業計画立ててうまいことやらないと、ほんとに一日止まるなんてことになりかねませんので。 わがままに進められるのが1人の強みではあるものの、悠々自適というわけにもいきませんので。 さすがに塗装はで … Read More

ハンクラレポート

年に一度の東京での大イベントが終わりました。 名前を広める、Hattaの楽器を知ってもらうということから、楽器に対する評価、顧客との交流等様々な意義のあるイベントとして毎年出展しております。 今年は特にHatta所有者に何人かお会いすることができました。制作するだけではわからないこと、弾いていくうちに見えてくることなど貴重な意見を聞くことができ、今後の制作に活かしていきたいと思います。 会場の様子はいつも通りですかね。 左から、ウスレレテナーピックアップ付き、厚みが薄い分テナーを感じさせないホールド感にもかかわらず、テナーなりの音は十分でてきます。生音で … Read More