完成間近のマンドリン。
ツヤをだす前の水研ぎの状態が結構好きです。今からツヤ出ちゃうぜ~的なわくわく感が満載。早くツヤだしに移行したい衝動を抑えつつ、磨きむらがないように丁寧に磨きます。
鈍い光がたまらなくこれからの作業に対する意欲を掻き立てますな。
そして、満を持してのツヤだし。
ぴきゃーーん。
しかし、この作業も実に奥が深くてですね。一見するとピカピカでも、光をあててよくみるとキズがまだはいっているという状態はしばしばあります。太陽光や電球、蛍光灯などなど、手を替え品を替えぐりぐり見ちゃいます。
もうすぐ完成。あー楽しみ。制作者でないと味わえない至高のひと時。
と一息つけるかと思いきや、隙を見て次の制作に移っていきます。
整えて接ぎから、
アディロンダックの木目に舌鼓。いや眼福。こちらも負けず劣らずメイプルの特上杢。
いやはや一から十まで飽きませんな。